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冬の洗濯、もう怖くない!乾かない季節を乗り切る6つのコツ

仲尾 一志

筆者 仲尾 一志

はじめまして。賃貸営業の仲尾  一志と申します。これまでに1,000名を超えるお客様のお部屋探しをサポートしてまいりました。経験を通じて培った提案力と柔軟な対応力を活かし、お客様のご希望や生活スタイルに最適なお部屋をご紹介できるよう努めております。幅広いニーズに対応可能です。安心と納得のいくお部屋探しを全力でサポートさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

冬の洗濯、もう怖くない!乾かない季節を乗り切るコツ


冬になると、洗濯がぐっと大変になりますよね。朝干したはずなのに、夕方になってもまだしっとり。部屋干しをすれば今度は湿気がこもってジメジメ…。そんな「冬の洗濯ストレス」を感じている方は多いのではないでしょうか。寒さと乾きにくさがダブルで押し寄せる冬の洗濯。けれど、いくつかの工夫を取り入れるだけで、驚くほど快適になります。今日は、冬でも洗濯を気持ちよく乗り切るためのコツをたっぷりご紹介します。


■ 脱水を「ちょっと長め」にしてスタートダッシュ!


冬は気温が低く、空気中の水分も少ないため、洗濯物の水が蒸発しにくくなります。そこでまず意識したいのが「脱水時間」。
普段よりも1〜2分長めに設定してみましょう。これだけで、衣類に残る水分が減り、乾きが格段に早くなります。特に、バスタオルやデニム、パーカーなどの厚手の衣類には効果絶大。

ただし注意したいのは、繊細な素材。ニットやシフォン、ブラウスなどは長時間脱水すると繊維が傷んだり、型崩れしたりすることがあります。デリケート素材はネットに入れ、標準または短め脱水で優しく扱うのが鉄則です。

また、ドラム式洗濯機の場合は「乾燥前の追加脱水」モードがあることも。機種によっては仕上がりが大きく違うので、取扱説明書を一度チェックしてみるといいでしょう。


■ 干す前の“ひと手間”で乾きスピードを倍増!


洗濯が終わったら、すぐに干すのが鉄則です。時間をおくと、洗濯槽内で雑菌が繁殖して生乾き臭の原因に。取り出したらすぐ、「乾いたバスタオル」で衣類を包み、軽く押さえて水分を吸い取らせましょう。

これは「タオルドライ法」と呼ばれる方法で、衣類に残る水分をぐっと減らせます。特に乾きにくいトレーナーや厚手の靴下などにはおすすめ。乾くまでの時間が30分〜1時間短縮されることもあります。

また、部屋干し用の洗剤を使うのも効果的です。抗菌・防臭成分が配合されており、湿気が多い室内でも臭いが出にくくなります。


■ 部屋干しのコツは「風を味方につける」こと!


冬は外気が冷たいので、部屋干しを選ぶ方が多いでしょう。そのときの最大のポイントは「風通し」です。

洗濯物同士が密集していると、湿った空気がこもって乾きにくくなります。できれば1枚1枚の間を10cmほど空けて、空気の通り道を確保しましょう。ハンガーの向きを交互にする「へ」の字干しや、厚手・薄手を交互に並べるのも効果的です。

さらにサーキュレーターや扇風機を使って空気を循環させると、乾燥スピードが一気にアップします。風を直接当てなくても、部屋全体の空気が動くだけで湿気が分散し、効率的に乾きます。

もし暖房を使っている場合は、その温風が流れる方向に洗濯物を配置すると◎。暖かい空気が当たる場所に干すだけで、乾きが驚くほど早くなります。


■ 夜干しが意外とおすすめ!暖房の熱で効率よく乾かそう


「夜に洗濯物を干すのはなんとなく抵抗がある」という方も多いかもしれませんが、実は冬の夜干しはとても合理的です。

その理由は「暖房」と「湿度」。夜はリビングや寝室で暖房を使うことが多く、部屋の空気が比較的暖かく乾燥しています。この時間帯に洗濯物を干せば、暖房の熱でしっかり乾き、しかも加湿効果も得られるという一石二鳥の効果があるのです。

たとえば寝る前に干しておくと、翌朝にはかなり乾いていることも。特に乾きにくいタオル類などは、夜干しが最適です。

ただし、湿気がこもらないようにサーキュレーターで風を回したり、換気をしっかり行うことを忘れずに。


■ 晴れた日はやっぱり外干し!冬の太陽も侮れない


冬の空気は冷たくても、実はとても乾燥しています。そのため、晴れた日は絶好の外干しチャンス。
外気が冷たい=乾きにくいと思われがちですが、湿度が低いため、意外にも水分がよく蒸発します。

外干しのベストタイムは、午前10時〜午後2時ごろ。朝早すぎると気温が低く霜がつくこともあるため、日差しがしっかり届き始める時間帯を狙いましょう。

仕上げに、取り込んだ後で軽く温風(ドライヤーやエアコンの風)を当てると、ふんわりとした手触りになります。外干しと室内仕上げの“合わせ技”が冬には最強です。


■ 生乾き臭を防ぐための基本ルール


冬の洗濯で一番気になるのが「生乾き臭」。
これを防ぐには、とにかく「ため込まない」ことが第一です。汚れた洗濯物を洗濯カゴに長時間放置すると、雑菌が繁殖して臭いの原因になります。できるだけ早く洗うのが理想です。

さらに、洗剤と一緒に「酸素系漂白剤」を少量加えると、殺菌・消臭効果が高まります。白物だけでなく、色柄物にも使えるタイプを選べば安心です。

もう一つ大切なのが「洗濯槽の掃除」。意外と見落としがちですが、洗濯槽の裏にはカビや皮脂汚れがたまりやすく、これが臭いの原因になることも。
月に一度は専用クリーナーでお手入れをして、清潔な状態を保ちましょう。


■ 衣類別!冬の乾かし方のコツ


  • ニット類:平干しが基本。ハンガー干しは伸びやすいので、ネットやバスタオルの上で陰干しを。

  • デニム:裏返して干すと色あせを防げます。風通しのいい場所で腰部分を広げると乾きやすいです。

  • タオル:2つ折りせず、広げて干すのが鉄則。ピンチハンガーを使って蛇腹状に干すと省スペースで風通しも良好。

こうしたちょっとした工夫を積み重ねることで、乾き具合が大きく変わります。


■ 冬の洗濯を“楽しむ家事”に変える


冬の洗濯は確かに手間がかかります。でも、少し視点を変えてみると、案外心地よい時間にもなります。
サーキュレーターのやさしい風が洗濯物を揺らしているのを見ながら、暖かい飲み物を片手に過ごす時間。部屋に広がる柔軟剤の香りに、ふと季節の変化を感じる瞬間。そんな小さなぬくもりこそ、冬ならではの楽しみではないでしょうか。

寒い季節だからこそ、家の中の家事時間を大切に。洗濯を“やらなきゃいけないこと”ではなく、“暮らしを整えるひととき”として楽しめたら、きっと冬の日々も少し明るく感じられるはずです。


まとめ


 冬の洗濯を快適にするポイントは、

  1. 脱水を少し長めにする

  2. 干す前にタオルで水分を吸う

  3. 部屋干しは風を動かす

  4. 夜干し+暖房で効率アップ

  5. 晴れの日は外干しを活用

  6. 生乾き臭対策と洗濯槽の掃除を忘れずに

これらを意識するだけで、乾かない・臭う・湿っぽいといった冬の洗濯ストレスがぐっと軽減されます。
今年の冬は、あなたの洗濯が少しでも快適になりますように。




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